Product Branding商品開発への想い
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辛さをカタチに

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「良いものは誰でも作れる。
 しかし、手に取りたいと思うものはそう多くない。」

パッケージデザインについては非常に悩みました。都会で開発した商品は売れて、地方の素晴らしい商品が売れない大きな原因の一つに、パッケージデザインがあります。ボトルに貼り付ける小さなシールの中に、全てを表現することはとても難しいものです。田舎あるあるなのですが「商品が良いので、パッケージやとりあえずこれでいいでしょう!」と意気揚々に地元の土産コーナーに置いて販売している生産者さんがいらっしゃいますが、その9割は殆ど売れ残っています。当社のパッケージデザインも、実は初代がありました。初代はこんな感じのいかにも的な赤いカラーが基調で、商品名をど真ん中に持ってきました。経営している旅館では相当売れていましたが、地元お土産屋さんでは殆ど売れなかったのです。「どうしてだろう」と、調査開始すると「商品名から中身が想像し辛い」と言ったご意見を多数頂きました。他社の売れている様々な商品パッケージを研究すると、ある答えがわかりました。それが
この2代目黒パッケージです。思いをカタチにするのは、本当に大変でしたが、それもまた生産者である生みの親の楽しい時間となって、今でも思い出深いパッケージです。この赤ラベルは旅館のお土産コーナーだけで販売できる特別限定ラベルとして今でも使っています。初心忘れるべからずですね。2代目黒パッケージは水を得たお魚のように、お客様が手に取って頂くチャンスが増えて販売本数がグンと増えました。ありがとうございます🙇‍♂️

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